時間と問いを味方につける思考の磨き方
事業を立ち上げるとき、日々の時間の使い方が成果の差を生みます。人生の時間は「幸福」「投資」「役割」「浪費」の4つに分けられます。どれが多くを占めているかを見える化し、理想とのギャップを把握することが第一歩です。「投資」や「幸福」の時間を意識して増やすことが、継続的な力を生み、事業の原動力になります。また、日常の一コマに意識を向けることで、特別ではない時間が充実感あるものへと変わります。特別な日を待つのではなく、満足できる一日を自分でつくることが起業の土台となるのです。もうひとつ大切なのは、問題解決の力です。事業には必ず理想と現実のギャップが生まれ、それをどう埋めるかが鍵となります。頼るべきは「運」や「経験」ではなく「論理」です。原因を深掘りする「なぜを5回繰り返す」方法や、考えられる要因をすべて出して絞り込む手法など、問題を構造的に捉える視点が必要です。本質を見抜くことで、再発を防ぐ根本的な対応が可能になります。また、論理的な説明は他者の理解を得やすく、支援や協力も受けやすくなります。時間の使い方と問いを立てる力。この2つを意識することが、事業